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冷えをためない

セルフケア

真冬のように寒かった昨日から一転して、今日は気持ちのいいぽかぽか日和。

暖かい日射しについつい気持ちもゆるんでしまいがちですが、ちょっと待って!

特にきのうの寒さに冷えを感じた方は、要注意。

今日は外気がゆるんで寒さを感じないだけで、実は体は冷えたままのことが多いのです。

今日は整骨院でのトリートメントの日でした。

毎年この時期になると、圧倒的にオーダーが増えるのが「ホットストーンセラピー」。

手指とてのひらによる繊細なタッチのオイルトリートメントに、お湯でじっくり温めた玄武岩をプラスしたホットストーンセラピー。オイルトリートメントと石の放つ温熱効果のダブルの働きで、終わった後はまるで温泉にゆったりつかったかのようにほかほかと芯から温まる、この時期いちばん人気のメニューです。

じんわり温まった手のひらほどの大きさの石でゆったりとストロークを重ねるごとに、岩のようにがちがちとかたまっていたコリが、まるでバターを溶かすかのようにとろとろとゆるんでくるのを指先に感じる瞬間・・・この感覚を味わうことは、まさにセラピスト冥利につきるというもの。

なのですが・・・

冷えが蓄積した身体には、何度石を当てても表面にわずか温度を感じるだけですぐまた冷めてしまい、なかなか身体の芯まで熱を届けることができづらくなってしまうのです。なのにこんなとき、身体の持ち主である当の本人は、実はさほど冷えを感じていなかったりするのがコワイところ。東洋医学でいうところのいわゆる「未病」はもうここからはじまっているのかもしれません。

こんなときトリートメントを受けてみるといかに自分が冷えていたかが分かるため、今日トリートメントを受けた方は異口同音に「今日の晩ご飯は鍋料理にしてゆっくりお風呂に浸かってトコトンあたたまります!」とおっしゃってお帰りになりました。

冷えを感じたら必ずその日のうちにしっかりとケアをすること。

ゆっくりお風呂になんか入ってるヒマがあるならその分寝かせてー!というのも、確かに気持ちはよくわかるのです。かつて、「自宅とは寝るためだけにある乱雑な空間」のような多忙なサラリーマン生活を送っていた私にも、そんなことは日常茶飯事でしたから。

でもだからこそ、知ってしまった今だから、声を大にして。

貴重な睡眠時間を10分削ったとしても、入浴するのとしないのとでは睡眠の質に格段の差が出ます。湯船でもウトウトはできるし!(溺れるとあぶないので本気で寝たりしないでください)

それでもうっかり冷えちゃった、しかも自分でするケアも限界(というか、えーそもそもめんどくさい)という、かつての私みたいな方は、プロの手を借りるのもテです。

その日の疲れはその日のうちに、その日の冷えはその日のうちに。

ぜひ。

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