自分自身の
本当の姿を思い出す旅へ
心と身体

ため息のすすめ

どうも呼吸って意識しないとすぐに浅くなりがち。

特にスケジュールに余裕がなくなっているようなとき、浅い呼吸で肩にぎゅっと力を入れてパソコンに向かっている自分自身に気づいて、あわてて深呼吸をしたり立ち上がってストレッチをしたりしています。

そんな自分に気づいたので今日は呼吸に関するお話をしてみます。

緊張が呼吸を浅くさせる

心身が緊張状態にあるときの呼吸は浅くなりがちです。

心配事を抱えていたり常にやるべきことで頭がいっぱいのようなときは、身体が戦闘態勢を作って構えるので、深い呼吸がしづらくなるのですね。

また、スマートフォンやデスクワークをする人に多いのが、首の後ろの肩甲挙筋や僧帽筋が硬くなって肩が上がり、胸筋が強張って胸郭の動きが制限されることによって呼吸が浅くなってしまうパターン。

こういう状態に気づいたときは、ぜひとも深い呼吸を入れて、胸や首肩周りの筋肉を動かすようにしてみるといいと思います。ふかーい呼吸をしようと思ったら、まずは吸うことより吐くことの方へ意識を。

カラダの中のいらないものを吐き出すかのように「すー」っと全部吐ききることができれば、あとは放っておいても横隔膜の働きによって自然に大きく吸うことができるように私たちの呼吸のシステムはできているのです。

香りは呼吸をより深くさせる

こんなとき、お気に入りの精油をお持ちの方はぜひ芳香を楽しみながらもおすすめです。

「いい香り・・・」という心地よい刺激は、大脳辺縁系という人間の脳の中でも一番原始的な働きをする部分に働くため、より効果的に心身をゆるめ、深い呼吸を促してくれます

このとき注意していただきたいのは、身体の力はできる限り抜くこと。

唇をぎゅっとすぼめて腹筋に力を込め、「ふううううっ!」と力いっぱい吐く方法は目的が違うので、その方法が必要なときまでしまっておいてくださいね。

深い呼吸を味わっていただいたいな、と思うとき、私がサロンでおすすめしているのが「ためいき」。

幸せが逃げる、といって嫌われがちなため息ですが、顎を緩めて口を半開きにし「はあ・・・」と吐く深いため息は、深い呼吸に不慣れな人にとっては理想的な息の吐き方なんです。

口がぽかんと開くと自然に首肩の力も抜けてきますので、ここぞとばかりにおもいっきりため息をついてお腹の中のもの全部吐き出してください、とお話ししています。

姿勢にも気を配ってみる

ゆったりした呼吸に余裕が出てきたら、つぎに姿勢も少し意識してみましょうか。

椅子に座っているときなら両足を肩幅かそれより少し広めに座り、骨盤をしっかり起こし、骨盤の一番下、尾骨の上にきちんと体重を乗せて、前後左右に身体を揺すって重心を探してみます。

ゆ〜らゆ〜らゆ〜ら。

この身体をゆするという動きも身体の緊張を取り軸を知るには効果的な方法です。
両足裏をきちんと床につけて、両目はしっかり開けたまま、自由に上半身を動かして重心におさまるところを見つけてみてください。

きちんと座ることができると下腹に自然に力が入って上半身が安定するはずです。

このとき骨盤はできたら前に倒しすぎないようにキープ。

これね、やってみたら分かるのですが、骨盤を前に倒して出っ尻気味に身体をロックすると、楽に座れるうえに胸を張ることができるので一見とってもいい姿勢に見えます。ところがこの状態だと腹筋がサボってしまうのと、張り出した胸で横隔膜が緊張するため、逆に深い呼吸を入れることが難しくなってしまうんです。

そういえば私のヨガの先生はレッスン中に何度も「恥骨おへそ!」と叫びます。

これは集中のあまりつい出っ尻になりがちな私に喝を入れるためで「丹田にぐっと力を入れて恥骨におへそを向けた姿勢を作りなさい!」と言ってるんですが、この姿勢を保つことで深い呼吸が入りやすくなるのはもちろん、身体の軸がぶれにくくなるのを感じています。

日頃の呼吸が浅くなりがちだな、という方はその点を踏まえつつ、ぜひぜひときどきの深呼吸お試しくださいませ。

RELATED POST