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これがわたし という勇気

セラピストライフ

すでにご覧になっている方にはいまさらだとは思いますが、友人の強い勧めを受けて、ミュージカル映画「グレーテスト・ショーマン」をみてきました。

 

映像もダンス、歌のすべてが素晴らしく、たっぷり堪能いたしました。

なかでも私の心を掴んだのは(というかそもそも冒頭から掴まれっぱなしだったのですが)、物語中盤の重要なシーンで歌われるこの歌「This is Me」。動画を貼っておきます。


英語ですが歌詞も出てきますのでぜひご覧になっていただきたいです。
このご時世、その気にさえあればいくらでも探せるためどうかとも思いましたが、つたない意訳を下につけました。
 
歌詞のすべてじゃないのですが、ざっくりとどんなことを歌っているのか、よろしければご参考にしてくださいませ。

 

暗闇が私のいつもの場所
「引っ込んでろ」と世間が言う
「お前は欠陥品なんだよ」と
ずっと自分の傷を恥ずかしいと思ってた
「失せろ」と世間が言う
「お前を必要とするやつなんてひとりもいない」って

でも私はそんなことで打ち砕かれたりしない
私たちにも居場所があることを知ってるから
最高に輝ける場所があるってことを

私を言葉の刃で切り裂こうというのなら
洪水を起こして溺れさせる
私は勇敢で傷さえ誇りなの
私は私のままでいい
これが私

自分自身の鼓動にのって突き進む
他人の目なんか怖くない
誰に謝ることもない
これが私なの!

私には愛される価値がある
この世に私にふさわしくないものなんてなにもないのだから


 

 

この歌は、この作品の中でも特に人気の高い歌だそうで、単にリズムや旋律の美しさだけでなく、メッセージそのものがきっとそれぞれ聴き手の心に迫るのだと思います。
 
私個人的には、特に無意識にでも自分を隠すくせのある人(あった人)は、きっと大きく揺すぶられるものがあるのではないかな、と思います。
 
私もずーっと自分を隠しているということすら気づかず自分を隠して生きてきたひとりなので、この歌を聴きながら心の奥底の小さなカサブタたちがビシバシ反応いたしました。
 
とはいえいまでもこうやってブログで発信することは毎回命がけですし(大げさな意味でなくほんとに)できたらやっぱり誰にも見られず隠れていたい、というのが正直な気持ちですが、あれ、なんの話でしたっけ。
 
この動画へは8,000を超えるコメントが寄せられていて、それほどまでに多くの人が同様に心を動かされたのだなと感じました。
 
そしてやはり、なんといっても心を打つのは、歌やダンスの持つ浸透力の凄まじさですよね。
感嘆しました。
 
しかしこんな風に堂々と「これが私なの。すべての人に愛されなくてもいい。私は自分が最高に輝ける場所があることを知ってるから」とひとりひとりが自分の真価に目覚め、認め合い、自立して生きる社会って、それこそ最高に GLORIOUS !
 
絵空事ではなく、そんな人がひとりでも多くあらわれてどんどん社会を変えていくことができたら素晴らしい、と心の底から思います。
 
と言うのであれば、やはり言ったものから率先して実践していくしかないですよね。
 
同じように心動かされたみなさん、ぜひ一緒にいかがでしょう。
 
ひとりじゃないよ、仲間だよー。
 

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