自分自身の
本当の姿を思い出す旅へ
四季と暦

春を食す

このところずっとメタフィジカルな話題が続いていたので、しばらくぶりに食をテーマに。

ちなみに食べるという行為は、ものすごーく第一チャクラ的行為です。

グラウンディングそのものです。

 
大地の恵みをいただきよく食べ、大地とつながってよく動き、さすがにもう大地に直接することはしないけどちゃんと排泄して、大地と平行になってよく眠る。
 

肉体維持の基本ですね。

 
 


さて、我が家では春のまつりが続いています。

先週実家から戻ったばかりなのに、後を追うように山菜がダンボールで送られてきました。

 

写真は左上からギョウジャニンニク
右上がおこぎ(うこぎ)
左下がこごみ

そして写真の右下、なんだと思います?

正解は育ちすぎちゃったタラの芽。

そんな写真出さないでー!という母の声が聞こえてきそうですが(笑)、タラの芽は成長が早く、1日収穫を逃すとあれよあれよと大きくなってしまうのですね。二人暮らしの両親には食べきれない量でしょうし。


食べごろなのはわずかに膨らんだ芽だけであって、葉っぱが開いてしまったらもう苦くなって食べられないというのですが、私はむしろこれくらいの方が好き。開いた葉っぱも鉛筆のような太さの茎の部分も、ぜんぶ美味しく食べることができます。

それに新鮮なタラの芽は苦味もエグ味も立派な調味料、味付けなどしなくても十分なのです。

甘みもたっぷりなので、私は天ぷらなどにはせず、このままさっと湯通ししておひたしでいただきます。

さて、春の苦味は解毒(デトックス)の作用がありますから、春先の妙なほてりや鼻水、頭痛やむくみなどにもおすすめです。

しつこく残っているヒノキの花粉による炎症を鎮めるのにも一役買ってくれそうですね。

体調が万全なら旬のものを感謝しながら、好きなようにいただくのがいちばんです。

調理法に迷うのであれば、ひとつひとつの食材を手に取りながら「あなたはどうやって食べてもらうのがいちばん嬉しいの?」と問いかけると、いちばん適した調理法が浮かんでくるかもしれません。

しかしなにか目的があって摂るのであれば(それを「薬膳」といいます)目的にあった食材と調理法があります。

以下ざっくりですが(ほんとうに!)、シンプルでわかりやすいと思う方法でまとめました。

気になる点は個別にご質問ください。

●タラの芽
性質:苦味・寒性
働き:身体の熱をとる、解毒する、むくみを解消
特に避けた方が良い調理法:
・むくみの場合:炒め物、甘辛い煮付け
・解毒の場合:天ぷら、炒め物
食べるのを避けた方がよい症状:
・寒がり、冷え性、胃腸虚弱時

●こごみ
性質:甘味・寒性
働き:貧血防止、老化防止、通便、排水
特に避けた方が良い調理法:
・むくみの場合:炒め物、甘辛い煮付け
・便秘の場合:炒め物
食べるのを避けた方がよい症状:
・寒がり、冷え性

●ギョウジャニンニク
性質:甘味・温性(加熱時)
働き:温める、胃腸機能改善、痰を出しやすくする
特に避けた方が良い調理法:特になし
食べるのを避けた方がよい症状:
・ほてり、イライラ、乾燥ぎみのとき、強い炎症のあるとき

●おこぎ(うこぎ・五加皮)
性質:辛味/苦味・温性
働き:温める、補腎(関節痛、足腰の衰え、骨の強化)、血を巡らす
特に避けた方が良い調理法:特になし
食べるのを避けた方がよい症状:
・発熱時、強い炎症のあるとき

 
 
 
私たちがものを食す時、口にしているのは単なる栄養素や成分だけではなく、食材の持つエネルギー、本質そのものをいただいています。
 
避けた方がいい調理法や症状についてもマメ知識として書いていますが、あまり縛られずに体調に応じて純粋に「食べること」を楽しんでいただけたらと思います。
RELATED POST