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春のなまえ

セラピストライフ

この春は例年になく実にいろいろなところを旅して歩きました。

そして信州と岐阜の山奥で感じたパワフルだけど優しいエネルギーに感動し、このエネルギーをそのまま届けることとインスピレーションを受けて持ち帰ったのがエッセンススプレー「 花悦 」のアイディアでした。

お金をいただいて販売してもよかったのですが、欲しいという方に贈り物としてお渡ししたいと思いつき、メルマガの読者様あてにプレゼント企画として募集をいたしました。

そうしたところ「欲しい!」といち早く手をあげてくださった方のメールに「「 花悦 」というネーミングが「花のベッドでひるねして」というよしもとばななさんの小説を思い起こします」とありました。

ひさしぶりに目にした よしもとばなな という文字列にあの頃と当時のあれこれも一緒に思い出して、ちょっとキュンとなりました。

近所にちいさな子供がいなくて遊び相手がなかった私は文字を覚えるのが早く、当時の地元の子供としては珍しく、小学校に上がる前から、ひとりで本を読んだり、自分で創作した物語を書くことができました。

そしてそのまま物語が大好きな少女へと育ちましたが、いまは自分自身の人生を創造するのに夢中で小説など全く読まなくなっています。

ばななさんの作品は10代後半から20代前半の頃夢中になった読んだ(というか読み漁った)記憶がありますが、2013年に発行されたこの本のことは存在すら知りませんでした。

しかし数年前にばななさんの知り合いだとおっしゃる方から「あなたの文章の書き方はよしもとばななさんと同じ」と言われてびっくりするやらしたこともあって、それ以来ずっと心の片隅にあったお名前でもあり、また久しぶりに読んでみたいなあなんて思っていました。

そしてこんな風に、突然もたらされるサインにはきっと意味があるはずなので、さっそく。

わーい♪

身の回りにできるだけモノを増やしたくないので、いまでは本はもっぱら図書館利用。

以前は手当たり次第に買っていた本ですが置く場所に困って何度か整理するうち、いまは手元に置きたいと思えるものだけを購入することにしました。

それでも私が読む本は専門書やマニアックなものが多く公立図書館で探すには限界があって、結局やっぱりたまってゆくのですが。

それにしても楽しみです。久しぶりの物語の読書にワクワクしています。

教えてくださったMさん、ありがとうございます。

さて、実は余談なのですが、エッセンスボトルのネーミングは偶然生まれたもので、本来はまったく別の名前を考えていました。

おそらくタイプミスだとは思うのですが、募集告知の案内をしようと文字打ちをしていてふと気づくと「花悦」とモニターに現れていたのでした。

私自身そんな言葉を打ち込んだ記憶がなかったので大変驚きましたが、これがこのエッセンスの名前なのかー、と妙に合点がゆき、教えてくれてありがとう、とこのまま発表しました。

一期一会で通り過ぎていく今年の春です。

本日の発送手続きをもってご希望の方への配送はすべて終了いたします。

ご応募くださった方はお手元に届くまでもうしばらくお待ちくださいませ。

パッケージを作る時間も儀式のひとつ。

つくづく効率とか生産性と呼ばれるものとは別の次元にいるなあ・・・と、いまさらですが左脳的エゴが時々顔を出してはこう呟きます。

そしてそれを鼻で笑っているのもやはり左脳的エゴの私なのです。

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