四季と暦

立春までの養生のコツ

さてさて、すっかりお待たせ致しました。
冬至を過ぎてからの養生のポイントのお話です。

まずキモに命じていただきたいのは、冷えからしっかり体を守ること。

冬至を堺に陰から陽に転じるといっても、実際の寒さはここからが本番です。

冷えを体内に取り込まないように今まで以上に保温に気を配りましょう。

寒さはここからが本番とはいえ、季節は春に向かってまっしぐら。

真冬と同じ養生では体がついていけません。

というわけで。

もうひとつのポイントは、体を切り替えて、春に向けて体内の陽を上げる準備を始めること。
冬至を堺に徐々に上がって行く陽の気は、立春を過ぎる頃にはさらに勢いを増してゆきます。

自然界でも大気が不安定になって風が強まり天気も荒れがちに。

人間も自然界同様、ここを怠ったまま冬を終えてしまうと、勢いを増して上がってゆく自然界の気に体内の気が間に合わず
だるさやほてり、気力のなさや片頭痛など、初春特有の様々な不調を引き起こすことになりかねません。

そうならないためにも陽の気の勢いが穏やかな今のうちに、ゆっくりと時間をかけて春の体を作ってゆくことが、気持ちよく春を迎えるキモともいえます。

滋養、休息のために休めていた体を目覚めさせ、徐々に活性化の方向へ切り替えてゆきましょう。

例えば朝早く起きて少し体を動かしてみる。

または体を目覚めさせ活性化の方向に導いてくれる

精油を使っての芳香浴もいいかもしれません。

この場合はふんわりと甘く落ち感のある香りよりも、吸い込むとすうーっと鼻の奥までダイレクトに届くような透明感のある香りがおすすめです。

1.8シネオールを多く含むローズマリー、ユーカリなどは、活性化の後押しをしてくれる嬉しい味方です。

寒さからしっかりと体を守ること、滋養のための休息モードから体を目覚めさせる活性モードへ切り替えてゆくこと。

このふたつが春を気持ちよく迎えるための大切な準備といえます。

さて、では具体的になにをどうしたらよいでしょう。

家庭でもっとも手軽にできる養生法といえばやはり薬膳。

体を温め寒さを追い出す食材としてこの時期積極的に摂りたいのが、ネギ、生姜、唐辛子、シナモンなどの体を中から温めてくれる食材。

さらに血の巡りをよくするとして知られる、ニラ、さんざし、青身の魚なども有用です。

また、忘れてはならないのは、気を補い体を活性化する食材である、米やさつまいもなどの穀類、芋類。

これらの食材は同時に胃腸を補い、食べ物の吸収を高め、また寒さで弱りがちな「腎」の働きを助ける食材としてもよく使われています。

なつめやキノコ類などもよいでしょう。

そして、体を活性化させ目覚めの方向へ導く食材として、香辛料や香りのあるものを効果的に使うことをおすすめします。

香りやスパイスは、気血を巡らせ体内に動きを作ってくれる頼もしい味方。

特にストレスで気が張ることからくるお腹の張りやむくみなどには、ゆずやミントをむらして淹れたハーブティが効果的です。
寒さに縮こまりそうな体を気持ちよく目覚めさせ、春の訪れに備えましょう。
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pranaromana SHiHO
pranaromana SHiHO
世界中からやってきたアロマとクリスタルとともに、相談者が自身の奥底に眠らせている固有の輝きに目覚めるサポートをしています。 その輝きを覆い隠しているものがあれば、その正体を探り、癒しの光を当てていきます。 IFPAアロマセラピスト/国際中医師・国際中医薬膳管理師/芳香・鉱物療術師/(一社)東京薬膳協会専属インストラクター
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