自分自身と繋がる
本来の自分を生きる
聞き慣れない人にはもしかしたらかなり独特な響きを伴って聞こえるこの言葉。
でもトコロ変わればいたる所で耳にするフレーズだったりもします。
私もブログやSNS、ホームページでも何度も使ってると思います。
ところが実は私もずっと、この言葉の意味がまったく理解できない時期がありました。
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自分自身と繋がるって?
繋いでおかないとその「自分自身」てやつは、ひとりでふらふら出歩いちゃうの?
もとより私はここにいるんだけど。
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いろんな人が、自分自身に繋がっていないとこうなりますよ、ああなりますよ、っていたるところで警鐘を鳴らしていました。
このままだったらたいへんですよ、さあ自分自身と繋がって生きましょう!と繰り返し言うのに、でも自分自身と繋がるとはどういうことなのか、どうやったら自分自身と繋がることができるのか、その方法がよくわからない。
先日、久しぶりに会った友人が、まったく同じことを言っていました。
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いまの自分とズレたところに「もうひとりのピュアな私」みたいな存在がいるような感触は感覚的に分かる。
そして私は常にそのふたつの存在のズレに違和感を抱いている。
その存在のことを「本来の私」とか、「たましい」と呼ぶのなら別にそれでもいいんだけど、肝心なのはどうやったらその存在にアクセスしたらいいのか分からないということなの。私はそれが知りたいのよ。
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何人かの人が同じタイミングで別々に同じようなことを私に言って来て、じゃあ、それを一緒に体感してみようよ!ということになりました。
自分自身に繋がるってどういうことか、頭でなんとなく理解しようとするんじゃなく、せっかく持ってるこの肉体を使って感じてみませんか。
久しぶりに告知して募集しています。
枠の外へ飛び出し「無条件」を体感する
突然ですが、いまのあなたの持っているものが、なにひとつ残らずなくなったと仮定してください。
持っているものがあなたのハートと肉体だけだとして。
あなたはまず最初になにを感じ、なにをしますか?
いまやっていること、持っているスキル、これまでやってきたことをベースに新しい道や方向性を考えるでしょうか。
自分のキャリアを武器に戦略を練って、誰もやっていないことにチャレンジして注目を集めますか?
至極まっとうなやりかたですよね。でもいまそう考えた方は、それこそが枠であり条件だいうこと、ちょっと考えてみてください。
変化をしようとするとき、何か新しいことを始めようとするとき。
私たちはそんなとき「自分が知っていることやできそうなことを片っ端からリストアップし、その中からもっとも可能性のありそうなもの、失敗の少なそうなものを選ぶ」という習慣を身につけてきました。
現実的だし堅実な方法に見えるのですが、自分に思いつく範囲でできそうなものの中から消去法で選ぶという生き方には、拡大し循環する発展性といえるものがとても乏しいのです。
なぜならそこには、自分の中から湧き上がってくるものに突き動かされ、枠を超え、新たに作り出すという創造のエネルギーがないからです。
マインド(思考)と自分自身を同一化しないこと
マインド(思考)は実におしゃべりです。
物質的に貪欲で、お金の計算をしたり、周囲にどう見えるか気にしたり、見栄を張ったり、損得を考えるのも得意です。
そしてこれまでの経験や価値観をベースに、損をしないように、恥をかかないように、教わってきたことを忠実に守って失敗のないように、と私たちの内側から激しく忠告してきます。
痛い思いをしないように。人に笑われないように。
とても怖がりなマインドは不安を感じるとさらに声が大きくしかも饒舌になり、そんな饒舌な主張を前にして、自分自身の奥底にある本来の姿の持つ小さな声などは簡単にかき消されてしまいます。
だからこそ、自分自身の本質を常に認識しその存在としっかり繋がっていないと、自らのマインドの声に振り回されて、なにをどうしたかったのかわからなくなってしまうのです。
自分がなにをいちばんのよろこびと感じ、なにに心ときめくのか、そしてどんなことを苦痛だと感じるのか。
もっと言ってしまえば「私は誰なのか」をとことんつきつめ知っていく、ということだと思うのです。
その部分をないがしろにしたままなにを「すべき」かについて考え抜いたところで、自分の奥底と軸が通っていないためほんとうに求めているところには辿り着きません。
やっと出したはずの結論に、いつまでたっても自信が持てないのはそのためです。
そんなとき、思い通りにいかなったとき、人はこういう言い方をして自分を納得させます。
結局さ、いまはまだ「そのとき」じゃなかったんだよね
でも「そのとき」って、ではいつなんでしょう。
宇宙に聞いたら教えてくれるんでしょうか。天使とかにでも聞いてみます?
色々な考え方があるのでそれらを真っ向から否定するわけではありませんが、自分の中に設定した条件の外に出てみたら、進むべき道と思ってしがみついていた場所が、まったく見当違いだったと気づくことだってあるのだと知って欲しいのです。
私は人生は自分を主体に創造していけるものだと信じています。
だから「自分のものではない枠や価値観を脱ぎ捨てて、自分自身の本質を知ること」にずっとこだわっています。
ホームページやパンフレットでも「人生を自分自身でデザイン」と繰り返し言っているのはそのためですし、通常のセッションでもこのあたりのことは、様々なワークを通して体感していただいたことのある方もいらっしゃると思います。
今回はそれをワークショップとして1日グループで行うことで、じっくり深く体感するという形で行います。きっとその場の気が大いに助けになると思います。
当日は自分自身の奥底にある、本来の自分自身でもありいのちの種(タネ)ともいえる部分に意識的に繋がる瞑想のワークからスタートします。
そして音、色、香りの助けを借りながら、 五感のセンサーをフルに研ぎ澄ませ、 自分の中から湧き上がってきたものを、手を、体を、言葉を使って意識に上げていきます。
マインドのお喋りを一旦脇に置き、 自分自身のもっともプライマリーな 意識の存在に触れることで、これまで自分で築いてきた「条件の枠」に気づき「無条件」を体感するためのワンデイワークショップです。
なにかふと身体の奥底でじわわと共鳴するものを感じた方。
一緒に時間を過ごしませんか。
日程:2017年2月21日(火)
時間:10:00〜17:00(18:00)
料金:21,000円(税込)
締切:2017年2月19日(日)
持ち物:
◎ゆったりとした身体を締め付けない服装(着替えをお持ちくださっても結構です)
◎飲み物