スケジュール的に厳しすぎる。今年は断念しよう・・・。
何度も諦めかけ、今年無理しなくても来年はもっときれいな桜が見れるはずだから、と自分自身に言い聞かせつつ、やはり思いを振り切ることができずに、2泊1日の強行突破で行ってきました。
往復約8時間の移動時間を有効に使おうと、資料やらノート端末やらを旅行カバンに押し込んだのですが、この小旅行は完全休暇にしようと思い直し、全部取り出してひとまわり小さなカバンに詰め直しました。
おかげで荷物の軽いこと、小さいこと。
気持ちいい! なんて身軽なのかしら!
自分の名前で仕事をしていると、自由な反面、仕事と遊びのオンオフがつけづらいことを実感します。
特に私は貧乏性なのか、せっかくの休日なのに、ついつい時間があるからとあとでまとめようと溜めていた資料を整理しだしたり、WSで使えそうなネタを探していたり・・・と、すっかり休日を忘れて仕事関連の作業に没頭してしまいがち。
思えば最後にきちんと休んだのがいつだったのかも思い出せない始末・・・せっかく行くのだから今回の旅はちゃんと休もう!
そう心に決めて、お気に入りの女流作家の短編集をポケットに忍ばせて家を出ました。深夜の高速バスのシートに深く身を沈めてページをめくり、ゆったり物語にひたる自分の姿をイメージしながら。
実際は・・・
乗り込むなり、まさかの寝落ち!
しかもみごとなほどの大爆睡!
結局短編集は、1ページも開くことなく終わってしまいました・・・たはは、それほど疲れていたということでしょうか。
でもおかげですっかりスイッチが切れ、中1日の慌ただしいスケジュールながら、遅い信州の春をたっぷりと楽むことができました。
おかげでまた気持ちあらたにリフレッシュ、充電完了!
頑張りすぎに気をつけてくださいねー、なんて普段クライアントには言ってるくせに、実は自分がなにより休みが必要だったことに気付きました。
案外、頑張ってることって自分では気付かないものなのかも。
それが好きなことがやれてるという自覚があればあるほど!
うーん、いいレッスンになりました。
好きなことをしているから休みなんていらない!というわけではなく、休暇は休暇。
決して日常の延長ではなく。