ひな祭りですね。
先日久しぶりに実家に置いたままにしている私のお雛様に会いたな、と思って母に連絡をとったところ、私の故郷(長野県です)では月遅れでひな祭りをやるらしく、お人形を出すのは3月もだいぶ過ぎてからなんだと聞いてがっかり。
月遅れって知ってますか?
田舎にいくとまだ残ってる風習ですが、通常より1ヶ月遅らせて行事をとり行うことです。
つまり、月遅れでするところのひな祭りは4月3日なんですね。
ほかに月遅れで行うものに七夕まつりがあって、私の故郷では七夕祭りは8月7日に行います。
子供の頃などは、テレビのサザエさんが7月7日に七夕を祝っているのを見て、なにしてるんだろう??と不思議に思っていたりしました。
しかし故郷を離れて幾年月・・・そんなことすらも忘れていたなんて・・・。
さて。フェイシャルとボディトリートメント、クリスタルヒーリングに、天然石のブレスレットがついた2月の特別メニュー。
本来でしたら2月いっぱいの予定でしたが先日もご案内したとおり、3月19日まで期間を延長することになりました。
天然石のブレスレットはセッション終了後、ハーブティで寛いでいただいている間におつくりします。
その方のお身体の状態、全身のエネルギーバランスに基づいて、毎回その場でその方に合った石を組み上げてつくる、完全オーダーメイドのお品です。
約2時間のセッションを経てその方の存在と繋がったままの状態で作業に入るわけですが、私の中には組むべき石とそのデザインがすでにイメージとして見えているので、作成のためのお時間は作業のための数分程度です。
ですがときとして、実際に手を動かし始めると、まったく思いもかけなかったコンビネーションになっていくときがあります。
そんなときはもう争わず、ただ自分の手が動く様子に従って、それを端から眺めるような感覚で作業を終えます。
このメニューを実施していて、私がもう、たまらなく好きな瞬間があります。
それはブレスレットに、お客様がはじめて視線を注がれたそのとき。
お客様がブレスレットをご覧になるなり、まるで瞳に光が飛び込んだように輝いてお顔がぱっと明るくなり、石の一粒一粒がいっそう輝きを増すように感じられる、あの瞬間です。
そして手を伸ばしてはじめてブレスレットを手に取られるとき、なんともいえない調和がその場に生まれるのを感じます。
お客様が意識を注ぐごとに石たちが目を覚まし、呼吸を始めるかのごとく存在感を増していく様子は、ほんとうに美しい時間です。
そんな奇跡的な瞬間に立ち会えることに、毎回幸せを感じております。
今回このコースを受けていただいた方を対象として、夏頃をめどにアフターフォローのコースをご準備しています。
今回お作りしたブレスレットをもう一度見せていただき、その方のそのときの状態のバランスをみながら、最適な状態にメンテナンスいたします。
似合っていた服があるときから似合わなくなるのと同じように、心と体の状態は常に変化しています。
そのとき必要な石を選んで組み替えなどを行いますのでぜひご利用ください。
写真はサロンオープン直前に、私が一目惚れして買い求めた2冊の写真集です。
世界の遺跡・寺院の写真集と、美しい天井画の写真集なのですが、ブレスレットをお待ちいただく間にちょっと手に取って眺めていただけるようにご用意してあります。
これが皆様からなかなかの好評で、セッションが終わったあともついついお話が弾んでしまうのです。
ここ行ったことあるわあ、なんて、みなさん、ほんとうに色々なところに行かれてるんですね。