十人いればまさに十人十色。
お客様のお話をお伺いしていてつくづく思います。
プラーナロマーナのメニューに「パーソナルインタビュー」という項目があるのですが、今日はそのご案内を。
パーソナルインタビュー
内容はその名の通り、お客様のお話をお伺いして企画を練り、その方の一番魅力的で輝いている側面に着目してまとめあげ、一冊の小冊子に仕上げる、というものです。
校正中の原稿
出版業界でライターとして活動してきたノウハウを生かし、写真撮影・取材、企画、原稿作成、レイアウトまで、一貫してすべてわたしが担当します。
インタビューというと、ちょっと気構えてこう仰る方がとても多いです。
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]有名人でもない私の話が果たして記事になるんでしょうか[/chat]
とか
[chat face=”woman2″ name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]そんなお話するほどの人生でもないんですけどほんとに大丈夫ですか[/chat]
とか。
それをお聞きするたび、みなさんもっとご自分を知ってください!と叫びたくなります。もったいないです。
誰かと比べなくてもひとひとりが生きる姿はそれだけでかけがえのない物語になる。等身大のほんとうに素晴らしい読み物になるんです。
私は感性を開いてお話をされている方の言葉を聞き取り、さらにまだ意識にものぼらず言葉にもならないような奥底の小さな声までも丁寧に拾い上げながら、その方のいちばん魅力的に光る側面に光を当てていきます。
唇から溢れる言葉を、一番近くで聞いているのは自分の耳です。
自身の語る言葉から「ああ、私はこんな意志を持って生きているんだ、この活動していくんだ」という自分自身をあらためて認め、そこに心の底からの満足を得ると、その瞬間、その人にはずっしりと大地に根を降ろしたような圧倒的なパワーと存在感が宿ります。
瞳に光が入り、頰に赤みが差して声に艶が漲り、その人の持つオーラが拡大していくあの瞬間。
外側の殻を破って内側のその人自身がのびのびと語り出すその瞬間。
私はそのときその方の語るものを聞き取り、まとめ、紙面に写し取るかかりです。
セラピストなのに印刷物を作るなんて・・・と思っていた時期もありましたが、セラピストの私でなければできないこと。
いまは、それをさせていただいているんだなあ、という深い実感があります。
先日インタビュー冊子を納品させていただいたお客様からご感想をいただいたので、今日はご本人の許可を受けてご紹介させていただきますね。
お客様の声
『魂の聞き手 ソウルシンシア』 ようこさまより
[chat face=”youko.jpg” name=”ようこさま” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]
パソコンはそこそこできるので、パンフレットはいつも自分で作っていました。
でもいつも同じパターンで飽きてくるんですね。
そんな時セラピストでもあるSHiHOさんがパンフレットを作っているとお聞きしたので、たまには違う視点から見た私自身を作るのも面白いと思い、作っていただくことにしたのです。
しかし、私自身セラピストとしての勉強の途中、これからまだ新しい知識も増えていきパンフレットにメニューや料金を載せても無駄になる可能性もあるので、どうしようかと思っていたのですが、「それなら、内容を載せないで人物紹介みたいなものは?」って、さらに「ちょっと思いついたことあるので・・・」と提案がありました。
そして、私紹介の大きな名刺みたいなインタビューブック作成になったのです。
数時間かけてのインタビューと写真撮影、私のブログや日記など大量のデータからあっと驚くほどページピッタリに仕上げていただきました。
ほんの数ページに私の人生の集約が書かれています。まさに自分史。
文章をただまとめただけではなく、外から見た私が文章の中に垣間見えます。あーそんな部分が印象的なのね。とか、自覚していて表に出していないと思っている私も見抜かれ言葉になっていたりと、さすがセラピストと感心しました。
セラピストならではの視点で作るプロの仕上がり。
このインタビューブックは、カウ
ンセリングを受けた私の真の姿を現しているようです。インタビューはまさにリーディング、相手の心に寄り添い心の言葉を文章に集約する。
出来上がりまでの二ヶ月弱、度重なる校正を通して自分と対話する長く深いセッションを受けたような思いです。
とても素敵なパンフレットありがとうございます。なにより名刺出すよりこれ一冊で私を理解していただけることがありがたいです。
ようこ
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ご感想ありがとうございました!
ようこさんはすでにご自分が誰であるか十分にわかっており、またその部分において非常に意識的な方という印象を受けました。
ハートを開いてご自身を表現されることに恐れや戸惑いがなく、インタビューは滑らかに流れるようにスムーズでした。
表紙にはご本人の描かれた水彩画「無限の生」を。
プラーナロマーナのその他のメニューと同様に、パーソナルインタビューには決まった雛形や定型はありません。
トリートメントでお客様の身体に触れ、エネルギーを感じ、最適と思われる方法をその場で構築し提供するのと同様、インタビューを受ける方と向かい会ってお話をしながら、どのようなコンセプトでどのような構成の冊子を作り上げたらよりその方の魅力が輝いて見えるのか、毎回その場その場でご提案しています。
よって小冊子8ページのページ割りは 完全に自由 です。
たいていの場合はインタビュー記事数ページに、サロンや活動の内容案内や価格表、ご本人の執筆された挨拶文やコラム、第三者からの推薦文などを載せることが多いのですが、今回はご自身そのものをつまびらかに見せる、壮大なインタビューブックとなりました。
ようこさんとの出会いが必要な方へ、出会いのきっかけとなったらいいな、と思っています。
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