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夏のエネルギーを食で取り入れる

セルフケア

季節には季節のものを。
夏野菜、召し上がっていますか?

栄養学や医学が現代のように発展するずっと太古の昔から、人々は野菜や果物、ハーブなどの植物の持つ様々な特徴を上手に健康に取り入れてきました。

ハーブセラピーやアロマセラピーも、そんな名前で呼ばれる何千年も前から私たち人類の身近にあって、心と身体の健康維持や若さを保つために用いられてきたのです。

今日これからご紹介するのは夏のエネルギーいっぱいの夏のお野菜を、栄養学以外の観点から考えるお話です。

食養生には旬のものを

旬の路地栽培の野菜を摂ることは、食養生の基本です。

夏の太陽をたっぷり浴びて力強く育った野菜たちは陽の気を糧に、夏のパワフルなエネルギーに満ちています。

大地と水と太陽に感謝して、美味しくいただきましょう。

夏野菜の特徴

身体を冷やす作用

冷やすといっても、体内の炎症や体内にこもった熱による症状に働く作用のことです。クーラーに当たりすぎると汗をかかないため体内に熱がこもりがちになりますが、そんなときにもぜひおすすめです。

代表的なもの

アスパラガス / きゅうり / クレソン / なす / へちま / みょうが / レタス / スイカ / オクラ / 冬瓜 / トマト / レンコン / 苦瓜 / ズッキーニ / セロリ / 大根 /

胃腸を整える作用

日本の夏は暑さだけでなく湿気との戦いでもあります。夏バテするとだるくなって食欲がなくなるのは、湿度で胃腸の働きが弱くなるから。

また寝苦しい夜が続いて寝不足がたたっても、食欲や消化力はグンと下がります。

そんなときは穏やかに胃腸を整える働きを持つお野菜に着目して、食卓を整えてみましょう。

代表的なもの

いんげんまめ / ささげ / 枝豆 / オクラ / とうもろこし / ナス / ブロッコリー / レタス / れんこん /

体液を補充する働き

汗や尿で減った体液を補う役割のある野菜たちです。

代表的なもの

アスパラガス / オクラ / きゅうり / 冬瓜 / トマト / レンコン / ズッキーニ /

解毒の働き

体内に長い間熱がこもってできた炎症や痰を流す作用があります。

代表的なもの

きゅうり / 冬瓜 / 苦瓜 / みょうが /

汗で熱を下げる働き

ちょっと変わった位置付けの食材たちです。汗をかくため一時的にどかッと暑くなったような気がしますが、そのあと体表の熱を下げる働きがあります。

代表的なもの

うど / 大葉(しそ) / しょうが / ねぎ / わさび

まとめ

いかがでしたか?

基本は感謝しながら美味しく旬のものをいただくことに尽きると思います。

しかし食材の持つエネルギーにあやかって体調管理をしたいようなときには、ぜひ参考にしてみてください。

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