身近にいつも溢れていてあまりにもあるのが当たり前すぎて関心のなかった色の世界。
今年の6月から個人的に「色を感じて探求する」という取り組みをずっと行ってきたのですが、とうとう、あまり手を出したくなかった色のロジックについての学びを始めました。
「あまり手を出したくなかったって」ってさらりと書いたけどこれ、私のパターンなのですね、どうやら。
なにか始める前(しかもそれが自分にとってのちのち大きな影響力となるようなことの場合は特に)には、かならずこの一時的な後退&抵抗をするのです、なんだろなあ、この癖。
しかし始めてみれば、これが想像していた以上に素晴らしくて。
色の持つ普遍的かつ私にとっては新鮮な概念を知ることで、人体の不思議や心や身体のしくみ、中医学の説明や、もうそれこそユニバース全体がまるごとロジカルに整理できてしまうのです。
根っからのロジック好きにはたまらない面白さ。中医学に出会ったときもだいぶ興奮しましたがそのときの感動をまた思い出しました。
どうしてこれまで色について意識を深めるということをしてこなかったのかなあ、といまさらながらに思いますが、その一方でいまがベストなタイミングのような気もしています。
そんな流れの中むかえた先日の中医薬膳のワークショップ。
陰陽五行説を説明するのに五行の色をこれまで以上に注意深く丁寧に扱って講義をしました。
色とそのエネルギーを視覚的に感じてもらったあとに色の言語を付け加えることで、長々と言葉で説明するより、もっと五行が理解しやすくまた意識に残りやすかったのではないかと感じています。
いまはまず自分と色の世界をじっくりと味わっているところ。
色の言語を知ったあたらしい目で、自分自身を、自然を、世界を・・・じっと眺めて見えてきたあたらしい世界に、戸惑いや感動を覚えながらひたひたと馴染んでいるところです。
ですがこの世界、この意識、どういった形になるかはまだ皆目わからないのですが、いずれ当店のお客様にも惜しげなく還元していきますよー。
鋭いお客様方にはもうすでに「あれ?なんか変わった?」とご指摘をいただいているとおり、もうそんな動きも見え始めていたりして。
意味がわからん、なにを言っているのだコイツは・・・という方もぜひ(笑)、今後のプラーナロマーナにどうぞご期待くださいませ。