日曜日、数ヶ月ぶりにまるまる1日お休みをいただいて、静岡方面へ出かけてきました。
ツーリング中のバイクと抜きつ抜かれつをしながらのんびりと東名高速を下って、目指したのは静岡県清水町にある柿田川公園。
富士山の雪解け水が溶岩に濾過され大量に湧き出る水の豊富な公園です。
園内は人影もまばらで、水遊びやレジャーで混み合う真夏が嘘のようでした。
公園内はいたるところで水が湧き出ていますが、写真は第二展望台からのもの。
湧き出す真っ青な水に、覆い被さるような木と空が映って、なんとも面白い写真になりました。
澄んだ水が青く見えるのは、不純物がほとんど含まれないために赤い色の光が吸収されて青い色だけが反射されるから。
ほんとうに神秘的な景色です。
湧き出てくる水の量は1日約100万トン・・・て言われてもピンときませんね。
でも目を凝らして覗き込むと、水底の砂が勢い良く舞い上がり、いかに大量の水が湧き出しているかがうかがえます。
前世はネコか?!っていうくらい、動くものならいつまでも見ていられる私。かすかな水音を聞きながら飽きることなく噴き出す水を眺めていました。
自然に深まる呼吸を感じ、でも「緩む」というのとは違って。普段自分でも意識することの少ない身体のコアの部分がさらさらとほどけて、あるべき場所にすっすっとおさまっていくような感覚を味わいながら、ディープにリフレッシュ!
すっかり満足して駐車場に戻ってみると、さっきまで見ていたはずの空やイチョウや枯葉の色が、さらに色鮮やかにカラフルに見えることに感動しました。
こうして目を閉じるといまもまだあの鮮明な青色がまぶたの裏に蘇ってきます。
そういえば、ここのところずっと青い色のものが気になって仕方なかったことを思い出しました。ミネラルショーで手に取った石も青い色ばっかりだったし。もうしばらく、私の中では青色祭りが続きそうです。
たっぷり有意義な休暇を楽しむことができました。
ありがとうございました。