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調和とバランス

セラピストライフ

東洋思想の中には、見事に均衡のとれた状態を示す「中庸(ちゅうよう)」と言う言葉をとても大切に扱うのですが、まさに中医学は均衡の学問。

善や悪の区別すらなく、すべてが調和しバランスがとれた状態を理想としています。

今週土曜日、9月23日は昼と夜の長さが同じになる秋分の日。

陽の気が最大ピークを迎えるのが夏至、陰の気が最大ピークを迎えるのが冬至とすれば、秋分の日はそのちょうど中間地点、折り返しの日です。

ちょっと強引ですが、太極図にいたずら書きをするとこんな感じ。

今年の春分の日は、そんな意味ある日にご依頼をいただいて、中医学の講座をやります。

依頼をいただいたのはまだ7月の上旬だったのですが、意識を9月下旬に飛ばして「夏から秋への身体の移り変わりの状態とその時期美味しい食材や献立の方法についてお話ししようと思うのですが」と主催者側に提案しました。

そうしましたところ「申し訳ないけどそんな話はどこでも聞けるんですよね。それよりあなたの陰陽五行の話がとても面白いんです。前回もとても盛り上がったからぜひそれをまた」とまさかのダメ出し(や、ありがたいことです)

というわけで当日は、過去に私の講座を受けてくださったことのある方にはお馴染みの、陰陽五行説をこってり扱います。そしてそれを踏まえた上での秋の養生法について。

陰陽論と五行説は宇宙の法則そのもの。

知れば知るほど、私たちの心と身体と本質と呼ばれるもの(魂とかスピリットとか言った方が分かりやすい方もいらっしゃるかな)がいかに宇宙と密接に繋がっているのかを深く理解することにも繋がります。

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