こうやって考えてみると、私を前に動かしているもの、それはやっぱり純粋な好奇心なんだと思う。
いつだってなにか面白いことを思いついた時は、実際に試してみたくてうずうずしているし。
それが成し遂げられるかどうかは問題ではなくて、とにかくなにかのきっかけでいまあるものがどう変わっていくのか、そこにとても興味がある(つまり過程を楽しむことができれば結果はあまり意味を持たなかったりする)。
自分の中でひとつの仮説ができあがったときは、ほんとうにそれがうまくいくのか試してみたくてまたうずうずしてしまう。
経験値も多少なりとも上がって知恵もついて、無邪気さの代わりに思慮深さを手に入れたような気はするものの、私の基本スタンスはいまでもまったく変わっていない(と思う)。
私にとって生きるということは、それ自体が大きな実験なんだと、今日ふたたびつくづくと。