セッションをお受けしていていつも思うのですが、なんというかバイオリズムというか、同じ期間にとてもよく似たテーマでのご相談をお受けすることがよくあります。
またオーダーのブレスレットでもやはり、同じ期間に集中してよく出る石というものがあります。
このところリーディングにしばしば登場するのがモルガナイトという石です。
ほのかなピンク色をしていて別名ピンクベリルと呼ばれるこの石は、水色のアクアマリン、緑色のエメラルドと同じ、ベリルファミリーの一員です。
ベリル族の石たちは非常に繊細で高い周波数域に属しているのですが、なかでもモルガナイトは動きをもって肉体や感情体のエネルギーを動かすというよりは、ミストシャワーのような柔らかさでハートに癒しの光と音を提供してくれる、そんな存在です。
この石の大きな特徴と魅力のひとつは、穏やかさの中にある究極なまでの客観性です。
モルガナイトはただ無条件の愛をもって受容します。
泣き叫びながらモルガナイトに助けを求めて手を伸ばしたとしても、その手をぎゅっと強く握ってくれることも、よく頑張ったね、と涙を拭って暖かく抱きしめてくれることもしないでしょう。
そのかわりにモルガナイトはただ受容します。
モルガナイトはすべてを受容しあるがままそのままを受け入れることをもって、自己と調和し、コミュニティや自然や、地球、宇宙と調和するために、その人自身がすすんでハートを開くことのたいせつさを教えてくれます。
ほんとうに些細で身近なところから、自分自身が地球に存在することの理由とその意味を知ることを促してくれる存在でもあります。
モルガナイトの繊細な周波数はもちろん誰でも受け取ることができますが、私の周りでこの石が必要な人が増えているということは、いま魂のレベルでハートを癒す必要性に気づき始めた次の世代の人たちが増えているということなのかな、と感じています。