今月10日の満月あたりから、目まぐるしくアスペクトをとる星の様子から目が離せなくなり、かつてないほど集中的に星の様子を観察しています。
通常だったら数ヶ月から数年単位でゆっくりと巡ってくるはずの数々の大きなイベントが、たった数日の間に怒涛のようにやってくる様子は観察していても息もつけないほどですが、日々のチャートに描かれたサインやヒントを紐解くにつれ、こうまでして宇宙は私たち人類の進化を促しているのだと深く感じ入らざるを得ません。
昨年末の個人セッションで解説書を受け取っている方は、もういちどお手元のデータを読み返してみてください。
いま降り注いでいる変革と変容のエネルギーは、決して生やさしいものではありません。
しかしそれだけに、このエネルギーを高い波動で使っていくことができれば、この激動のうねりと大きなに乗って、私たちはより高い場所へとシフトしてゆくはずです。
この巨大なうねりと大波に翻弄されて波の底に叩きつけられるのか(個人的にはそれもドラマチックな経験だとは思いますが)、またそのうえでそこから劇的に這い上がるシナリオを書いていくのか(それもなかなかドラマチックですよね)、それともどこへたどり着くのかはわからなくても果敢に波のてっぺんに滑り込んでいくのか、それともそれらとは全然違う別の道をいくのか、私たちは自分の責任において選ぶことができるのですよね。
3月22日に約2年間山羊座に滞在していた土星が(一時的に)水瓶座に移動しました。時代の象徴でもある土星の移動は、ひとつの区切りを意味します。
また3月23日、山羊座6ハウス24度にて、冥王星と火星が重なりました。このコンジャンクションは、これまでの時代になかった全く新しいものを持ち込んで、一方で古いものを静かに終わらせていく、というフェーズのいわばスイッチを押したような形になります。つまりいまの地球がそういうサイクルにはいったということです。
終わりが完璧ならそのあとの以降もスムーズです。
2022年3月に再び冥王星が火星に重なるまでの間に、様々な分野でこうした動きが目立ってくるようになるでしょう。
ここのところ様々なところで繰り返しお話ししているように、いまできることを自分の責任において、自分が自分のリーダーとなって進めていく、ということが、今後の人生において確かな基盤となるはずです。
明日24日18時28分、牡羊座に入った太陽がはじめて月と重なり新月を迎えます。
月は私たちの無意識を司る天体ですが、それだけに同時に私たちの意識の及ばないところで私たちの無意識を束縛し翻弄するような星でもあります。
私たちの中にある根強いコンプレックスや劣等感、苦手意識。そういったものを月は見逃しません。
私たちが無意識下に沈めたそんな隠しておきたいエネルギーを月は刺激し、私たちがそれを克服するまで何度でも学びをもたらそうとします。
新月は月の潜在的なエネルギー、影響力が一時的に弱まる日です。
明日捧げる祈りや宣言は、月の無意識への支配を受けることなくスムーズに届けることができるでしょう。
いまこのタイミングでくる明日の新月は、今後の人生を決定づけていく上でもとても重要な意味を持つことになるだろうと感じています。
明日は私もじっくりと自分のワークをいたします。
合同ワークの声かけなどはいたしませんが、特に春分の日のワークにご参加いただいた方は、もういちどご自身としっかりと繋がる時間を作り、あらためて宣言をされてはいかがでしょうか。