セラピストライフ

違う階層の扉

当たり前に理解していたと思ってたことが、突然「ああ、そうか。そういうことだったのか!」って、ボロボロっとなにかが崩れるように自分の中に入ってくることがあります。

頭で分かることと、胸の奥でドキンと受け取ることと、ハラの奥で実感として感じること。

まだまだ深いところにもありそうだけど。

特にその内容が普遍的なものであればあるほど、その傾向が顕著だという気がします。

バイブレーショナル・メディスン

最近また引っ張り出してきて読んでいる本。

私が交通事故で宙を舞って大怪我をしたことをきっかけに「身体の機構的構造」に興味を持って身体のことを学び始め、それが入り口になって施術者を目指すことになったというのは、ここで何度も書いている通り。

そしてほどなく「肉体 = 単なる物質」とする考え方に違和感を覚えるようになり、もやもやと方法を模索しながら苦しい思いをしていた時期に出会った本が「バイブレーショナル・メディスン」(右側)です。

バイブレーショナル・メディスン
いのちを癒す<エネルギー医学>の全体像

日本教文社
著者:リチャードガーバー

当時すでに現在の私のトリートメントのスタイル(物理療法とメタフィジカルな目に見えない分野の融合)の原型は現れていて、それなりの評価と決して少なくはないケーススタディも重ねてはいたのですが、もともと理屈で説明できないことが苦手な性分のために、そこが葛藤となって曖昧な思いを抱えていました。

ぱらっと目次を開くと、波動医学とか、アトランティス大陸とか、サイキックヒーリングとか、クリスタルと微細エネルギー系、色彩療法・・・などなど、いわゆるニューエイジ系と括られがちな「その手の・・・」な文言が並んでおりました。

しかし読み進めるうち、私は目の前に光が射すような気持ちに何度もなりました。

なぜなら私が抱えていた曖昧さに対し、驚くべく明瞭さを持ってロジカルに説明をしてくれていたからです。

著者は米国の内科医であり医学博士。

肉体=物質とする従来の医学の考えかたを「ニュートン的医学」、対して人体を複合的な生命エネルギーシステムの存在と捉える考え方を「アインシュタイン的医学」とし、心や身体ばかりでなく霊的な部分を包括した試論や考察を、実際の実験データや臨床の結果を示しながら細かく丁寧に辛抱強く語っています。

翻訳本だしところどころとてつもなく難解なので、がっつり集中していないと容易に心は旅に出てしまうのですが、その宇宙的な奥深さゆえに折りに触れて何度も繰り返し読みたい私のバイブル的存在です。

調べたいことがあって久しぶりに手にとったのですが、今回もまた「あ!そういうことか!」があって唸っています。

何度も目を通したはずのところでさえも。

どこまでいっても進化を遂げている限り、違う階層の理解の扉がこの先も次々に開いていくのだなと思いました。

そしていま気づいたのだけど、冒頭には献辞としてこんな文章が入っていました。

「人間を向上させるために沈黙の作業をつづけている、霊的階層構造全体に本書を献げる」

長くなっちゃったのでオーラソーマとの出会いが縁で手に入れた「光の医学 ー 光と色がもたらす癒しのメカニズム」(左)についてはまた別の機会に。

RELATED POST