暑中お見舞い申し上げます。
お盆休みにはいりましたね。
帰省やレジャーの渋滞も一段落した頃でしょうか。
暦の上では秋を迎えたものの、夏の気配がまだ色濃く残っているうちに私も夏気分を満喫したくて、世間様よりひとあしはやく、お仕事の合間を縫って強行突破で足を伸ばしてきました。
戸隠へ。
前もって計画を立てて出かけるという習慣がないため、いつものことながら「行ける!」と思ったタイミングで即行動。
思いついてそのときたまたま取れたお宿に急遽お世話になったのですが、これぞご縁というものですね。
とてもよくしていただいて、大のお気に入りになりました。
夏の戸隠は、水が豊富で緑が目に眩しく空気がきれいでとってもいい匂い。
夜は満点の星空とホタルを鑑賞。暑さにゆるみきった身体に寒いほどの夜気が気持ちよく、そのあまりの気持ちよさに深呼吸をしすぎてクラクラに。
また早朝まだ薄暗い森の中で、ながーい蛇の歓迎を受けたり、あわやクマと遭遇か!というヒヤヒヤなおまけなハプニングもありましたが、それも含めて素晴らしい旅でした。
そうそう、今回気づいたことがひとつあります。
かんかん照りのまっ昼間、草いきれのたちこもる草むらを歩きながら、田舎ぐらしの子供の頃を思い出していたんです。
下草が強い太陽に熱されたこのムッとした匂い・・・実はあんまり好きじゃなかったんですよね。
標高が高く湿気の少ない信州の夏ですが、草むらから立ち上る熱気は息苦しく、子供の頃の私にとってはとても不快なものだったからです。
でもそれをいま、こんなに嬉しくありがたく感じるなんて!
当たり前にあるものが離れてみるだけでこんなに感じ方が変わるということは、いまあるものでも同じことが言えそう。
最近聞いた「愛はまず手近なところから始まる」という言葉がふと頭をよぎりました。
帰りは帰省の大渋滞を横目に見ながら岐路につき、午後のお約束の前には無事、横浜に戻ることができました。
というわけで、リフレッシュしてプラーナロマーナはお盆も元気に営業しております。
14日(月)の14時以降におひとりさま分、空きがございます。
緑の風と豊かな水と山の精霊に洗われて、身も心もパワーチャージしてお待ちしております。
ここでの営業は残りわずかとなりましたが、ご縁のある方との出会いがとても楽しみです。