片足立ちのままゆっくりしゃがんでまた立ち上がる。
先日ふと思いついてなにげなくやってみたら、できなくなっていました。
右足だとギリギリ踏ん張ってなんとか、骨折歴のある左足では上半身はかろうじて上下するものの、しっかり立ち上がるまでには至りませんでした。
できなきゃできないで別に構わないんだけど、以前すんなりできていたことができないっていうのはやっぱりオモシロクナーイ。
この片足屈伸、下半身全体の筋肉の共同作業なので、筋力だけでなく平衡感覚とか全体の筋肉同士の連携がうまくできているかにもかかってるんですよね。
もちろん筋力低下は否定できませんが、単純にそれだけとも言い切れないのです。
身体がこの動きを学習するので、またこの動きに必要な筋肉が鍛えられるので、日々の練習を繰り返すうちに再びすんなりできるようにはなるとは思います。
でも私が到達したいのは、筋肉を大きくすることだけじゃなく、身体全体の平衡感覚の回復向上と筋肉同士の連携力の回復向上。
この先まだまだ使う自分の身体。行きたいところへ行きたいときに自力で行ける自由は、健康でしなやかな肉体があってこそだし。
というわけで、少しだけキツめの攻めの負荷をかけた、それでいて無理なく続けられるプログラムを作成・実践中です。
ゆったりしたストレッチや気功体操は朝晩の習慣として行なっていますが、軽く心拍数の上がるようなエクササイズは久しぶり。
始めてまだ10日程度ですが、ウォーキング時の足の運びの軽さや身体の温まりやすさなど、ふとしたときに違いを実感することが増えてきました。
肉体の変化は、つまり物質を超えたすべての次元にも同時に影響を与えます。
もちろん目の前にあらわれる現実にさえも。
これからさらに、自分の身体と周りの環境がどのように変わっていくのか、じっくり観察しながらその様子を楽しもうと思います。
外苑前の銀杏並木で見事な樹形に感動