自分自身の
本当の姿を思い出す旅へ
ひとりごと

二頭の龍と二羽の鳥、水と八重垣姫を巡る旅 3

【私の八重垣姫と桃の節句】

なんだかこのところ水にまつわる夢を毎晩のように見ています。

ゆうべは「干潮時に海の中の通路を歩いていたらイルカに話しかけられ夢中になって返事をしている間にうっかり潮が満ちて帰り道を失い岸まで鳥になって飛んで戻る」という夢でした。

海の夢は比較的多いのですが、それにしても連日水まつり。子供だったらおねしょをしてしまうんじゃないかという勢い。

さて、続きです。

今回の帰省のタイミングを、雛祭りに合わせることに私はとてもこだわっていました。

なぜか。

鍵は私がふるさとの情景をまざまざと思い出した、あのエッセンスにありました。

エッセンスに含まれていたのはゼロ磁場の水と、八重垣姫のエネルギー。

私にとって八重垣姫といえば、七段段飾りの雛人形と並ぶ桃の節句の象徴で、同時に私の守り神でもあります。

小首を傾げて膝を折り、兜を右肩上に掲げ持った可憐な姿でガラスケースに収まった八重垣姫は、私の初節句に無病息災を祈って駒ヶ根のおばあちゃんから贈られたもの。

女性としての美しさ、可憐さ、強さ、健気さを全て湛えて誇らしげに立つ姿は、その年生まれた女の子の健康と多幸を祝うのに、最適だと思われたのでしょうか。

また単なる偶然とはとても思えないのですが、2月のワークショップが女性性とその解放をテーマにしていたことも、ほんとうに面白いつながりだと思います。

だからこそ、単にふるさとに帰るだけではなく、この雛祭りの時期に合わせて帰る、ということにこだわったのでした。

今回、久しぶりに会う私の八重垣姫と、これまでとはまったく違った新たな思いで対面しました。

お久しぶりです!

と、つい後輩が先輩に向けて言うような口調で声をかけました。

艶やかな黒髪に透き通るような真っ白い肌も健在で、私はすっかり大人になったけど、ケースの中の姫はなにもかわらない表情で兜を掲げ、澄んだ瞳でまっすぐに前を見ていました。

実家を離れてもうだいぶたつけど、こうやって私がいない間も毎年人形を出して飾ってくれる母の気持ちにも気づき、嬉しさとありがたさを噛み締めた瞬間でもありました。

そういえば、水祭りで思い出した。

今回の旅の前日の晩にひいたカード。

NURTURE(育む)というタイトルの、水のスピリットが子供を抱いている図柄のカードです。

今回の旅は生まれ故郷で自分自身のルーツを探る休暇だし、水をテーマにした旅になる予定だし、ぴったりな内容だな、なんて思っていたのですが、この川の色を見て「わお」と思いました。

三峰川上流の川の色。水に石灰が含まれるためこんな色になるそうです。

以前バイクでよく走った宮ヶ瀬ダムにも似た美しい水色だけど、やはりここのは格別だと思いました。

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