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緑の風と青い海に恵まれた虹の旅

セラピストライフ

お休みだった方もお仕事だった方も、5月に入りましたね!

4日に長かった土用が明けて、5日にいよいよ立夏を迎えましたー。夏ですよ、夏!

実はこの太陽のリズムは、ひとつの新しいスタートでもあります。

特に今回の土用は天体の巡りも手伝って、特に原因もなく体調を崩していたり、異様にイライラしやすかったり、思うようにことが運ばず振り回されたり、という方が、私の周りにもとても多かったように思います。

私も全面降伏して身を委ねるに任せていたのですが、ここへきてやっとまた身軽さが戻って来ている気がします。

土用に入った数日後から喘息のような不思議な咳が夜になるとやってきて就寝時にとても困っていたのですが、5日を境に穏やかに収束しました、やれやれ。

こういうときにつくづく、人間も宇宙の一部としてこの地球に生きる生き物なんだなあ、と実感しますね。

風薫る5月ですもの。新緑が眩しいこの季節、身も心も軽やかにお出かけしたいですね。

さて、ひとあしさきにお休みをいただいたプラーナロマーナは、広島で短い休暇を過ごしてきました。

初の広島、初の宮島!

急に決まった日程+私の思い違いで、お仕事関係の方に無理を聞いていただいて実現した旅でした。感謝です。

新緑の季節!

とにかく緑が奇麗でした。
いつも思うのですが、西日本と東日本では日射しの色が違う気がします。

平和記念公園

資料館は平日ながら、多くの人で混み合っていました。

あまりにも展示物に集中しすぎるあまり周囲を見回す余裕がなかったのですが、ふと息をついてあたりを見渡すと、年齢や国籍が様々な多くの人がそこにいました。

これだけ多くの人が、こんなにも集中して自分の時間とお金とエネルギーを使って、かつてこの地球で起きたこと、人類の歩みと広島を知ろうとしているのだと思ったら、胸の奥から熱いものがこみ上げてきました。

まだ文字も読めないくらいの小さな子供たちも少なくなかったのですが、最初は子供がいるなんて気づかなったくらい。日本人の子も外国人の子も、みな静かに見学していて関心しました。

きっと彼らなりになにかを感じてそれぞれに受け止めていたのだと思います。ほんとうに頼もしいと感じました。

そしてとうとうきた宮島!
やっとやっと、ご縁ができました。

宮島は島全体がご神体で、女神が仰向けに横たわったお姿といわれています。

美しいです。

海に浮かぶ姿を想像していましたがご覧の通り。

そのかわり鳥居までは歩いて行けました。

弥山(みせん)山頂。

弥山の頂上はちょうど女神の額の位置にあります。

何万年もかけて風化した花崗岩によって作られた奇跡の舞台。

素晴らしい眺望。

海から吹き上げてくる緑色の風。

空が近くまるで宇宙とダイレクトに繋がるような特別な場所。

この場で空を仰いで両手を広げてみたら、かつて弘法大師がここを修行の地に選んだのも頷ける気がしました。

そして山育ちの私は、巨岩の成り立ちもさることながら、瀬戸内の海と入り組んだ島々を望む絶景に、ただただ圧倒されたのでした。

往路はロープウェイやゴンドラを乗り継いで上がり、復路は自分の足で歩きましたが、いやー、あたくし舐めてましたわ。

弥山登山はがっつり登山です。

下山しながらすれ違う登山者は、見るからに「この健脚で世界中を歩きならしてきました」といわんばかりの身のこなしの身軽な外国の方ばかり・・・

足で下るだけでも2時間弱。一瞬でも自分の足で登ろうと思った私は、あのまま登っていたらあやうく遭難してたかもしれません(笑)

信州の山々を歩き鍛えたはずの足腰も、もはや萎える一方。

ボディワークは足腰がキモなので結構自信はあったはずなんですが・・・やだやだ、ちょっと本気出して運動しよう。

厳島神社の面白さのひとつはやはりこの潮位の変化
海辺の鹿は海水を嫌がらないのですね

そして広島と言えば、のお好み焼き!

本場での初体験に、あたくし、がっつり開眼してしまいました。

残念なことにボリュームがものすごいので食べ歩きには厳しく、まだまだ気になるお店はいくつもあれど結局がんばって三軒どまり。

尾道

何年か前の朝ドラのオープニングで使われてたという巨大な一枚岩から望む瀬戸内海の風景です。

大阪城の築城の際に切り出そうとしたのだということで、そのときに刻まれたノミの跡もしっかりと残っていました。

島が連なってまるで瀬戸内海が大河のように見える不思議な景色。

こういうイメージって映画、ポスター、旅行雑誌やテレビなどの映像からくる刷り込みなのでしょうか、それとも日本人の原風景として潜在的にあるのでしょうか。

はじめて見るのにどこか懐かしい感じがするのが不思議です。

よもや前の人生で広島に住んでいたことがあったとか・・・!?

そうなの?

帰りの新幹線の車内。

日が沈んでいくなあ、と名残惜しい思いで窓の外を見ると、雨上がりでもないのに虹が出ているのに気づきました。

旅の締めくくりに虹に出会うなんて素敵すぎる!

暮れ行く空にかかる七色の虹をどうにか写真におさめたかったんですが、これが精一杯。

しばらく私の脇の窓に出ていましたが、これで最後かなーと思って眺めているうちにすうっと霞んで消えていきました。

素敵な贈り物、ありがたく受け取りました。

おまけのすずめ。

尾道で電車待ちをしているとき、私が座ってたベンチの足元からこんにちわー、と現れたかわいこちゃんです。

ところで。

最近ふとしたときに目に飛び込んでくる数字に注目しています。デジタル時計や車のナンバープレートなどがその代表なんですが。

今回の旅から戻り、地元の駅に下り立った直後すぐに目に飛び込んできたのは、通りすがりの車の「46-46」のナンバープレート。

あ、同じ数字の繰り返しだ・・・と思いながら歩いていると、すぐ直後に今度は「64-64」が通過していきました。

おお♪と思っていると、さらにその次に「35-35」が続き、多分これだけではまだ終わらないよね・・・と思っていたら、その次に「80-80」が通過。

たった数分の間にこれだけの番号が矢継ぎ早にやってきて、帰宅後慌ててメモを取りました。(ちなみに昨年9月に四国へ旅した時は、その前後何日間か、何台も何台も「25-25」のナンバーに遭遇し続けました。思えば数字の面白さに気づいたのはあの旅が最初かもしれません)

4と6を足せば10で、分解して1と0。

1は物事のスタートを意味しますし、ちょうど旅の直前で受けたセッションで自分で「スタート」というキーワードを話していたことを思い出しました。

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