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この世はファンタジー

メッセージ

よくいただく質問にこのようなものがあります。

[chat face=”woman2″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]天然石をなにかひとつ持つとしたら、おすすめはなんですか?[/chat][chat face=”woman3″ name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]精油を自宅で使ってみたいんですが、まずこれ!というおすすめを教えてください。[/chat]

教科書的なお答えの仕方はいくらでもあるのですが、特に具体的なご希望や特別な禁忌が見当たらない場合は「どれか惹かれたものをひとつ、お持ちください」とお答えしています。

私たちがクリスタルや、精油や、植物に、理由なく惹かれるというときは、私たちは間違いなく、そのものの 本質 に惹かれています。

珍しく貴重なものだから、◯◯の効果があるらしいから、相場よりお安いから、など、理由があって惹かれているときは、たいがい思考が雄弁ですが、「なんだか気になるんだよね」というときは、その具体的な理由が説明できないことが多いと思います。

これはその存在と、言語や思考をはるかに超えた領域で共鳴しあっているからである、と私は理解しています。

感じたことを誰かに言う必要もないし、説明する必要もないし、正解を知っているのは自分だけだから間違えることを心配することもありません。

だからどうかご自身の感覚を全面的に信頼して、純粋な気持ちで惹かれたものを信じる、という体験を重ねてみてほしいな、と思います。

そしてこれはひいては、自分にとってほんとうに価値のあるものを見極める力を養うトレーニングにもつながるんじゃないかという気がしています。

もしこの現世(うつしよ)がほんとうに幻想であってファンタジーなのだとすれば、どのファンタジーと共鳴し調和していくかは自分次第というわけですから。

そのためにも、正解を外に求める生き方から脱出して自分だけの軸を持つ、というあり方が重要になってくるのだと思うのです。

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