おかげさまで咳もかなり落ち着いてきました。
夜もよく眠れる・・・ありがたいです。
今回は不本意ながら薬のお世話になりましたが、医食同源!つまり食べるものもお薬として取り入れていきますよ。
咳を鎮め気管の痰を取り除く食材のひとつでもあるタケノコ。
あらかじめアク抜き処理された水煮のパウチはほんとうに便利ですが、タケノコ本来のほんのりした甘さと、香りの高さを楽しむのなら、やはりここは生のタケノコでしょう。旬のものが出回っているいま。アク抜き処理の手間をかけても生をいただきたい!
たっぷり水の鍋に皮付きのまままるごと沈めたら、糠をひとつかみ投入してぐつぐつ1時間。
キッチン中にふんわりと漂う、なんともいえないあまーい香りに春を感じます。
えぐみをまったく残したくない場合は、このあと何度か水を変えながらさらにアク抜きをするのですが、そうすることによって必然的にタケノコ本来の香りも失ってしまうことに・・・アロマセラピストとしても(笑)、それはさすがにちょっと残念。
ほんのりした甘味のあとに、ほのかに香るえぐみもやはり旨味の一部なんですよね。
んー、いい香り。
アク抜き処理を終えたタケノコは、緑の葉のものと白ごまといっしょにご飯に混ぜ込んだり、アサリと酒蒸しにして(バターで炒めても美味♪)いただきます。
アサリも痰を沈め熱を冷ましてくれる食材。しかも、アサリにはカルシウムが含まれていますから、タケノコを摂りすぎると心配なシュウ酸カルシウム結石の予防にもなるといわれています。
まさにうってつけの組み合わせといえそうですね!