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嵐が去って

セラピストライフ

明け方、寝室の窓の外を吹き荒れる風の音で目を覚ましました。

大嵐でしたね。
嵐といえば浄化のエネルギー。それにつられたかのように私も朝から大掃除モードで、いつになく手際よく自分の居場所の清掃に精を出しました。

風は日中も時折強く吹いていたけど、お天気が回復してみればなんとも心地よい五月晴れになりましたね。

大気中の塵や埃が洗われて、レースのカーテンを派手にはためかせながら窓から吹きこむ朝の風が心地よく、窓際に置いたパロサントはいつも以上にいい香りを漂わせていました。

空を見上げたらおちそうな青空で、サロンから車で15分程度のところにある、根岸森林公園をぐるりと散歩してきました。

連休中にもかかわらず、人影もそれほど多くなく。

夜中の嵐の置き土産の風がときおりざざーっと吹き抜けるなか、芝生に仰向けに・・・ひゃーきもちいい。

こんな日に大きな木の木陰でのセッション、さいっこうだろうなあ。

公園の奥の方で巨木が何本も入り乱れて空を塞いでいました。

いつも関心するのだけど、都会の街中の狭いエリアに密集している木々は、みなパッチワークのように上手に譲り合って、枝やはっぱが隣の木のものとぶつからないように枝葉を伸ばしているんですよね。

風が吹くたびに葉と葉のスキマがふわんふわんと広がったり縮んだりするけど、絶対絡まったりしない。

こういうのを見るたびに、ついつい「我々人間は・・・」などとどこかで聞いたようなことを、したり顔して言ってみたくなりますね、たは。

なんですかね、こういう擦り込みみたいなの?反射条件みたいなの?

そういうのに気づいてちょっと恥ずかしくなったり。

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