あることを単純によいとか悪いとか正しいとか間違っているとか、そういった視点で片付けてしまうと、ものの本質を見失うことになりかねません。
例えば、ものごとの腐敗や崩壊や解体は、現実には確かに消滅に向かっていくものです。しかし一方では目に見えない世界への移行だったり新たな誕生でもあるのです。
依然として目の前にあるものはたったひとつの現実なのですが、物事に対する解釈をはっきりと具現化してしまうのが私たちの意識です。
私たちは自分が何を選択するのか、どんな現実を創造したいのか、自由に自分で選ぶことができます。
もちろん自分を被害者にしたければ、崩れて消滅していく側の境界線に立つことも自由です。
あなたがいやだいやだと受け入れることを抵抗している現実は、すべて自分が創造したものだということに気づきましょう。
そのことに心のそこからの気づきを得ることができれば、それだけで人生は劇的に変わっていくはずです。