メッセージ

自分自身を信頼する力と情報を見極める力

私は日本のテレビのニュースや報道番組の類はほとんど見ないのですが、それでもいま話題になっているあれやこれやは普通に暮らしていれば耳に入ってきます。

世界では誰でも知っているようなことが日本ではなぜかほとんど報じられていない一方で、なにか意図があるかのようにひとつのことがらが大きく報じられていたりするのを見ると、「情報を集める力」と「情報を見極める力」のたいせつさを、素人ながらにも思います。

こういった活動をしていると、ときどきポジティブ思考難民みたいになって、ぽっかり落とし穴にハマっている人をお見かけします。

もうこれからの人生はもうよいことしかおこらない。
私は何が起きても大丈夫。

これらのポジティブな思考やコトバは、確かに脳をダマすのには効果的です。

そしてある一定の状況と条件においては、これらのポジティブワードがたいへん有効に働くということも理解しています。

たとえばこころの療法でよく知られる「認知行動療法」には、無意識のうちに出てくるネガティブな考えやセリフを「私は大丈夫」などの前向きな言葉に言い換えることで、その人の行動や身体の反応を変えていくというやり方があります。

私の知人もこの方法を繰り返し行うことで、めでたく社会復帰をすることができました。

このポジティブシンキングは、私たちが常日頃無意識に考えていることが現実にあらわれる、という意味においてもスジが通っているようにも聞こえますよね。

ポジティブな思考がポジティブな現実を創りだす、その通りだと思います。

しかしながらこの考え方は実はそれほど単純ではなくて、適切に施されなければむしろ逆効果につながるのでは、と私は考えています。

どういうことかというと、自分にとって嫌なことや都合の悪いことにフォーカスしないこと、それらがまるではじめからなかったかのように意識的に振る舞う、ということは「こうあってはならない」「悪いことは起きてはならない」という潜在的な恐れを無意識下に育てるのではないかと思うのです。

幸せになりたい、不幸などあってはならない、という気持ちは自然なことだしその気持ちを否定するものではないけれど、期限つきの肉体を持っている以上、どうしたってそれらの一切から完全に逃れることができないことなど明白です。

いずれ別れも終わりもやってくるし「これはもらうけれどそれはいらない」というわけにはいかないですよね。

ほんとうのポジティブなあり方とは「恐ろしいことなどなにも起きない!」と信じ続けることではなく、抵抗も、よいもわるいもなく、たとえどんなことが起きようとも力を抜いて受け入れる覚悟をすること、だと私は思うのです。

そしてその覚悟をするためにも、自分自身を信頼する力と、自分にとって有益な情報をきちんと見極める力は、私たちのなによりのパワーとなってくれるはずです。

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pranaromana SHiHO
pranaromana SHiHO
世界中からやってきたアロマとクリスタルとともに、相談者が自身の奥底に眠らせている固有の輝きに目覚めるサポートをしています。 その輝きを覆い隠しているものがあれば、その正体を探り、癒しの光を当てていきます。 IFPAアロマセラピスト/国際中医師・国際中医薬膳管理師/芳香・鉱物療術師/(一社)東京薬膳協会専属インストラクター
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