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セレンディピティ

メッセージ

春分の日の1日、みなさまいかが過ごされたでしょうか。

プラーナロマーナでは春分前夜となる昨夜、祈りと宣言のための合同ワークショップを行いました。

参加された方からメールでご質問をいただきまして、その一部に対してこちらのブログよりお返事させていただきます。

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昨夜、合同ワーク参加しました、ありがとうございます。

(宣言に関するプライベートなことなので中略)

今朝おきたら、身体が軽くすっきりしてました。

朝食を準備してたら自分が気に入ってたお皿を見事にキレイに割ってしまいました。

もちろんお気に入りだからショックもありますが、なんかすっきりしたんです‼

説明難しいのですが、割れかたがキッパリ割れたのもあり、何か解放された感じでした。

これもスピリチュアル的なメッセージなのですかね?

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Nさま

ゆうべはご参加ありがとうございました。

そしてワークのシェアもありがとうございました。

力強い宣言をされましたね!

Nさま、先日メールをいただいたときとはだいぶエネルギーが変わってとても頼もしく感じます。

今後のご活躍にぜひぜひ期待していますね。

さて。

割れたお皿の件ですが、やっぱり気に入ってたものが壊れるとちょっと凹みますよね。

でも割れ方も気持ちもスッキリって、なんかいいですね!

この事象を受けて、第三者が横から「ははは、そんなの何の意味もない。偶然、偶然」と片付けることだってできます。

ですが、当のNさまご本人が前の晩からの流れとそのつながりを感じていらっしゃるのですから、それはちゃんと意味のあることだと思います。

突然ですがNさま、セレンディピティ(serendipity)という言葉をご存知ですか?

「偶然によってもたらされる幸運」といったような意味を持つ英語です。

大きな発見が、ほんの些細な偶然のできごとを発端としてもたらされることが多いことから、科学者がよく使う表現としても知られているのですが、これだってその偶然に意味を見出すことができなければ、発見には繋がらないと思うのですよね。

事象はただ起きる、それだけです。

お皿が割れた「あ、割れた」なのか、お皿が割れた「ふむ、これは」なのか。

ちなみに私自身は、わりとそういうことに意味を見出しがちです。

もちろん全てに対してではないです。毎回なにか偶然がおきるたびにいちいち意味を探ってあーだこーだ言っていたら、まともに生活ができなくなってしまいますもの(笑

例えば。

何人かで道をあるいていて「あ、いまゾロ目のナンバープレート『7777』の車が通った!」と言ったとします。

でもある人は「みたみた。でも『7777』ってナンバーは人気だから珍しくないよ」と言うかもしれないし、ある人は『7777』は見なかったけど反対車線を通る『8888』を見たかもしれないし、そもそも最初からよそ見をしていて車が通ったことにすら気付いていない人だっているでしょう。

つまりこのとき重要なのは『7777』が通ったことなんかじゃなくって、その人がその存在にそのタイミングに気付いた、そしてその偶然を気に留めた、そのこと自体だと思うんです。

日常の中のほんの小さなできことに目を止めること、光を当てること。それが日々の生活に愛を注ぐことだと思います。英語ではFOCUSといいますね。

Nさまのお皿の件に関しては「きっとこういうことだと思いますよ」ということをここで私が無粋に言葉でお答えするよりも、Nさま自身がいま感じてらっしゃることがすべてだと思います。

だってきっともうご自身の中では意味もわかっているし、すでに答えはでているでしょう?

もしかしたら、割れたのがカップでもグラスでもなく、なぜ気に入っていたお皿であったのか、まで見当がついているのではないでしょうか。

答え合わせをしたい気持ちもよく分かりますし「やっぱりぃー!」って思うのも、それはそれで楽しいんですよね。

でもここはほら、ワークでしっかり宣言もしたことですし、ご自身の感覚を信じていきませんか。

Nさん、これから楽しみですね。

今後のご活躍に期待しています。

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