数年前にいちどだけチャレンジして挫折したまま仕舞い込んでいた「精麻」。
いろいろやってみたいことがあったのに、麻の上下すら判別不能な私には、糸をよる、紐を綯うなんてとんでもない芸当で・・・あんなに憧れたのに手も足も出ずに諦めたのでした・・・
ところが縁あって呼んでいただいたあるワークショップに行った翌朝・・・
「なんだかいまなら精麻を扱える気がする」
という謎のひらめきを得て、数年ぶりに仕舞い込んでいた精麻を手に取ってみました。
なんということでしょう・・・
あっさり紐ができました!
クリスタルの下に置いてるのが今回作った紐、クリスタルに巻かれてるぐしゃぐしゃなのが数年前に泣きながら作った紐。
実は・・・(いまからかなりおかしなことを言います、覚悟はいいですか)、そのワークショップに出かける日の朝の瞑想中、突然どすん!となにかが私の中に降ってきたんですよね(ほーら、だいぶおかしなことになってきたでしょう)。
なんじゃこれは?!と思いながらも座っていると、みるみる手の平が熱くなってきて、身体まで暑くなってきて、これはいよいよなにかを受け取ったのかもしれない?という感覚になってきました。
しばらくするとどかどかしていた手の熱さは和らいで、瞑想を終えながらなんとなーく「これは『手』を使ったなにかをしなさいよ」っていうことなのかしら?なんて思ってたんですよね。
そんなふうにして出かけた先で精麻ですよ。
とても無関係とはおもえないんですが、どうなんでしょうね??
なにはともあれ、そんなわけで精麻です。
とりあえず、数年前に放置したまま中途半端に残っていた残りの精麻は、見よう見真似でホウキにしてみることにしました。
やったことないのに、どうしたらいいのかわかる感じがする感じ(なぞ)
麻に触れて手を動かしていると、次にどうすべきかを麻が教えてくれる感覚があるんです。
麻との触れ合いでわかったのは「しめ・むすびは固定・施錠・封印、そして護り」ということ。
だからお守りには素敵な飾り結びがついているんですね。
そして神社のしめ縄も・・・なるほど。
作りたいのは祓い用のホウキだから、よりや結びはない方がいい。
ということで、よりも結びも作らずにホウキができました。持ち手の部分は紐を使ったけど、上の止めてるとこは繊維のまま巻きつけてきゅっと止めてプツンと切っただけ。
繊維の摩擦で止まっているので、普通に使う分にはそう簡単にはほどけてはこないと思うけど、このホウキ、割と軽い動作でバラバラにほどくことができるはずです。
それにしても自分で作るととてもいいです。
なんというか、とてもいい。
そして、この一連の流れがいまの私にとても必要なものだった気がします。
数年前の出会いがうまくいかなかったのは、きっとそのときの私にはまだ早過ぎたんでしょう(このままいけば、おそらくあと数日以内に、しっかり向き合って対処しなければならない過去生の記憶に出会いそうな予感。きっと「いまでこそ」なのだわ。流れはきてるし。この件については追々)
というわけで、しばらく集中的に麻のある生活を満喫してみようと思います。まずは好奇心から、でも自分のために麻にまみれてみます。
それがすんだらいずれはみなさんにも還元する方向へ。
ぜひお楽しみに。